菊地知己の絵本:77冊の絵本、日常の風景、小さなできごと


東京・立川のGREEN SPRINGS内にあるPLAY! MUSEUMにて開催される展覧会「絵本作家 きくちちき展 いきもの Rhapsody」の公式図録として、BlueSheepより『菊地知己の絵本』が刊行されます。
菊地知己(1975年生まれ)は、自然や生きものの躍動感をダイナミックに描く絵本作家です。2012年に『しろねこくろねこ』(学研)でデビューし、翌年にはブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)で金のりんご賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得続けています。
本書は、菊地が17年間に制作した77冊の絵本を出版順に紹介する一冊です。現在では入手困難な稀少な手製本絵本や絶版作品も収録しています。
菊地は、近所の猫や虫など、身近なものや小さなできごとから物語を生み出します。本書には、絵本や原画に加えて、アトリエを含む菊地を取り巻く「日常の風景」を新たに撮り下ろした写真も掲載されています。
また、デザイナーの皆川明や編集者の筒井大介など、菊地と親交の深い人々へのインタビューも収録。菊地自身による制作プロセスの語りとあわせて、多角的に絵本作りを紹介します。絵本とその背景をたどることで、菊地が世界をどのように見ているかを知ることができる一冊です。



書籍情報:『菊地知己の絵本』
- 価格:3,300円(税込)
- 出版社:BlueSheep
- 仕様:A5変型判、232ページ、コデックス装
- ISBN:978-4-908356-84-1
- 編集:永岡綾、いまむられいこ、竹下ひかり(BlueSheep)
- インタビュー:いまむられいこ
- 装丁:サイトヲヒデユキ
- 写真:鈴木陽介
- 販売スケジュール:2026年10月7日(水)よりPLAY! MUSEUMにて先行販売。11月2日(月)より全国の書店にて発売。
- 出版社ページ:https://bluesheep.jp/projects/chiki_picturebooks/
目次
- 1冊目から77冊目まで
- インデックス(出版順) / インデックス(五十音順) / 収録原画リスト
- インタビュー&写真:日常の風景、小さなできごと
- 菊地知己
- デザイナー 皆川明
- えほんやるすばんばんするかいしゃ 荒木健太
- URESICA カマタユリコ、ダイ小林
- 絵本専門店 横田敬一
- 小峰書店編集部 小林美香子
- 偕成社編集部 広松健児
- ブックデザイナー サイトヲヒデユキ
- 菊地知己と菊地りた
- 野分編集室 編集者 筒井大介
- 音楽家 平井真美子
- 英語解説
菊地知己について

1975年北海道生まれ。色鮮やかなタッチで自然や生きものの躍動感を大胆に描く。北海道の大学で美術学部の建築学科を卒業後、上京。美術専門学校でデザインを学び、印刷会社に入社しデザイン業務に従事。古本市で100年前のフランスの絵本と出会ったことをきっかけに、33歳で絵本作家を志す。
個展で発表した手製本絵本が注目を集め、2012年に出版されたデビュー作『しろねこくろねこ』が翌年のブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)で金のりんご賞を受賞。2019年には『もみじのてがみ』が同展で金の牌を受賞するなど、数多くの栄誉に輝く。2025年には第3回やなせたかし文化賞を受賞。2019年には武蔵野市立吉祥寺美術館にて「きくちちき絵本展 しろとくろ」が開催された。
展覧会情報:「絵本作家 きくちちき展 いきもの Rhapsody」
全国巡回予定、菊地知己初の大規模個展
4つの見どころ:
- 新作絵本『いきもの Rhapsody』の巨大原画を初公開
- 『しろとくろ』をはじめ、厳選された約150点の絵本原画
- 赤、ピンク、白の絵本原画に囲まれる「季節の部屋」
- 手製本を含むすべての絵本を網羅した約80冊の展示

- 会期:2026年10月7日(水)〜12月13日(日)(会期中無休)
- 会場:PLAY! MUSEUM(東京・立川)
- 時間:10:00〜17:00(土日祝は18:00まで/入場は閉館30分前まで)
- 料金:一般1,800円他
- ウェブサイト:https://play2020.jp/article/kikuchichiki/