京都 蔦屋書店が3周年記念企画として、現代アーティスト6名によるグループ展「resonance」を10月24日より開催

發布於: 2026年10月16日 •
京都 蔦屋書店が3周年記念企画として、現代アーティスト6名によるグループ展「resonance」を10月24日より開催

京都 蔦屋書店(京都府京都市下京区・京都髙島屋 S.C.[T8]5・6階)は、伊庭靖子、岩崎貴宏、大西伸明、金氏徹平、佐々木類、シンゴ・フランシスの6名によるグループ展**「resonance」**を開催いたします。会期は2026年10月24日(土)から11月17日(火)まで、同店5階の展示スペースにて開催されます。

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展覧会概要

京都 蔦屋書店は、伝統と最先端が「共鳴(resonance)」する場所を目指し、2023年の開業以来180もの展示を通じて、世代やジャンルを横断する多様な表現を紹介してきました。3周年を迎えるにあたり、展覧会「resonance」では、開業時のコンセプトに立ち返り、「伝統と最先端をいかに対峙させ、あるいは調和させるか」という問いを投げかけます。

長年にわたり独自の表現を追求し、過去・現在・未来を貫く力強さを湛えた6名のアーティストの活動を通じて、そのテーマをより深く探求します。本展では、それぞれのアーティストの時間感覚や価値観が交錯し、新たな緊張感や関係性を生み出す状態である「resonance(共鳴)」に焦点を当てます。

作品販売について

10月24日(土)午前11時より店頭にて作品を販売いたします。

事前販売の状況により、会期開始前に販売が終了する場合がございます。

出展アーティスト(五十音順)

伊庭靖子

伊庭靖子, Untitled 2026-10
「Untitled 2026-10」、油彩、キャンバス、50×60.6cm、2026年。撮影:木奥惠三 ©MISA SHIN GALLERY

1967年京都生まれ。嵯峨美術短期大学版画専攻科修了。クッションや陶器など身近なモチーフを自ら撮影し、それを基に油彩画を制作している。モチーフの質感や雰囲気を繊細に描き出し、制作プロセスを通じて色や光、物質の関係性を探求する作品を展開。1999年にフランス・モンフランカン(ダイムラー・クライスラー・グループ・アートスコープ)、2001~2002年にニューヨーク(文化庁新進芸術家在外研修員)での滞在制作を行う。2022年に第35回京都美術文化賞、2021年に第40回京都府文化賞功労賞を受賞。

主な個展に「まなざしのあわい」(東京都美術館、2019年)、「まばゆさの在処」(神奈川県立近代美術館 鎌倉、2009年)など。国立新美術館、府中市美術館、横須賀美術館、平塚市美術館、滋賀県立近代美術館などでの企画展にも多数参加。作品は、京都府、京都市京セラ美術館、国立国際美術館、東京都現代美術館、群馬県立館林美術館、神奈川県立近代美術館、東京オペラシティアートギャラリー、資生堂アートハウス、大林組、クリーブランド美術館(米国)など、国内外の多くのパブリックコレクションに収蔵されている。

岩崎貴宏

岩崎貴宏, Out of Disorder (Brushscape)
「Out of Disorder (Brushscape)」、ブラシ、金箔、H540×W640×D10cm、2026年

  • 1975年広島県生まれ
  • 2003年広島市立大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了
  • 2005年エディンバラ・カレッジ・オブ・アート修了
  • 2017年ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表
  • 2018年エディンバラ・カレッジ・オブ・アートより名誉博士号を授与
  • 文部科学大臣新人賞(美術部門)受賞
  • 2022年第33回高島屋美術賞受賞
  • 2026年第32回平櫛田中賞受賞

主な個展に、「もし、アップルパイを最初からつくろうと思うなら、君はまず宇宙を作らなきゃ」(金津創作の森美術館、福井、2024年)、「Takahiro Iwasaki: Nature of Perception」(ポートランド日本庭園、米国、2023年)、「REFLECTION MODEL (ITSUKUSHIMA)」(NGVインターナショナル、メルボルン、豪州、2023年)、「Turned Upside Down, It's a Forest」(第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館、イタリア、2017年)、「Takahiro Iwasaki: In Focus」(アジア・ソサエティ、ニューヨーク、米国、2015年)など。

大西伸明

大西伸明, Tool box #4
「Tool box #4」、塗装樹脂、W37×D15×H20.5cm、2026年。撮影:大河原光

1972年岡山県生まれ。1998年京都市立芸術大学大学院美術研究科版画専攻修了。

自然物や日用品を樹脂で型取りし、彩色する手法で、複製と反転の構造を用いたオブジェやマルチプル作品を制作している。本物と見紛う質感と透明な部分をあえて共存させることで、その「あわい」の状態を表現し、薄さや鏡面といった性質を取り入れることで「存在」や「オリジナル」とは何かを問い続けている。版画の技術を習得する過程で培った概念は、立体作品と並行して制作される版画にも色濃く反映されている。2011年からは、アーティスト岡﨑乾二郎との対話から生まれたプロジェクトとして、マルチプル作品「Born Twice」を共同制作している。

金氏徹平

金氏徹平, Teenage Fan Club (2.5/L)
「Teenage Fan Club (2.5/L)」、アルミプレートにUVインクジェットプリント、127×100cm

1978年京都府生まれ。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。

日用品やフィギュアなど、日常に溢れるイメージをモチーフとする。現代社会において絶えず複製され続ける情報のイメージをリズムよく反復・増幅させる作品で注目を集めてきた。個々のオブジェの意味を剥ぎ取り、連結させることで、予期せぬダイナミックな表現を生み出す。

主な個展に、金氏徹平+リチャード・ペティボン「Monocrome Game (for Duchamp and Brancusi)」(2025年)、金氏徹平とConstructions「tower (UNIVERSITY)」(gallery@KCUA、京都、2025年)、「POOOPOPOO」(小山登美夫ギャラリー、東京、2023年)、「DOUBLE TROUBLE CMTK: CHIHIRO MORI X TEPPEI KANEUJI」(Jane Lombard Gallery、ニューヨーク、2023年)、「S.F. (Something Falling/Floating)」(市原湖畔美術館、千葉、2022年)、「物!物!物!」(Click Ten Art Space、北京、中国、2021年)、「En/trance」(ジャパン・ソサエティ、ニューヨーク、米国、2020-21年)などがある。主なグループ展に「The House of Pikachu: Art, Anime, and Pop Culture」(アジア・ソサエティ・テキサス、ヒューストン、2025年)、瀬戸内国際芸術祭2025(岡山、2025年)、「ミネバネ!現代アート タグチアートコレクション」(秋田県立美術館・秋田市立千秋美術館、2025年)など多数。作品は、横浜美術館、森美術館、東京都現代美術館、広島市現代美術館、高松市美術館、国立国際美術館、豊田市美術館、金沢21世紀美術館、KADIST(パリ、米国)、クイーンズランド・アート・ギャラリー/現代美術館(豪州)、ユレンス財団コレクション(スイス)、ルートヴィヒ美術館(ハンガリー)、京都市京セラ美術館などに収蔵されている。

佐々木類

佐々木類, 植物の記憶-秋の窓-
「植物の記憶-秋の窓-」、ガラス、植物、キルンワーク、インクルージョン、H840×W440×D19mm、2025年。Bullseye Glass Co. / Hanmi Meyer

1984年高知県生まれ。2006年武蔵野美術大学卒業、2010年ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン大学院修了。身近な自然や生活環境からインスピレーションを受け、保存や記録が可能なガラスという素材を主な媒体として、自らが存在する場に感じる「微かな郷愁」の本質を探求している。主に北欧やアメリカでレジデンスを招聘され、国内外の美術館で展示を行う。主な受賞に第33回ラコウ・コミッション賞2018(2019年、コーニングガラス美術館、米国)、富山ガラス大賞展2021大賞(富山市ガラス美術館)など。作品は、ノルウェー国立美術館、金沢21世紀美術館、国立工芸館など多数のコレクションに収蔵されている。

近年の活動に、国際芸術祭あいち2025、個展「Subtle Intimacy : Here and There」(2023年、ポートランド日本庭園、米国)への参加など。『ニューヨーク・タイムズ』をはじめとする出版物でも取り上げられている。現在、石川県を拠点に活動中。

シンゴ・フランシスの紹介

シンゴ・フランシス, Ring of Violet
「Ring of Violet」、2025年、油彩、キャンバス、122×122cm。撮影:木奥惠三 ©MISA SHIN GALLERY

1969年カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。ロサンゼルスと鎌倉を拠点に活動。絵画における空間の広がりと精神性を探求し続けるアーティスト。青を幾層にも重ねた抽象絵画や深い色調のモノクローム作品で知られるほか、見る角度によって様々な光や色が立ち上がる特殊な素材を用いた「Interference」シリーズを展開している。セゾン現代美術館(長野、2018年)、Martin Museum of Art(テキサス、2019年)、メゾンエルメス フォーラム(東京、2023年)、茅ヶ崎市美術館(神奈川、2024年)など、国内外で数多くの個展やグループ展に参加。作品は、JPMorgan Chase Art Collection、スペイン銀行、Frederick R. Weisman Foundation、森アートコレクション、セゾン現代美術館、茅ヶ崎市美術館などに収蔵されている。

展覧会詳細

グループ展「resonance」 伊庭靖子、岩崎貴宏、大西伸明、金氏徹平、佐々木類、シンゴ・フランシス

  • 会期:2026年10月24日(土)~11月17日(火)
  • 時間:11:00~20:00(最終日のみ18:00閉場)
  • 会場:京都 蔦屋書店 5F 展示スペース(京都府京都市下京区四条通寺町東入ル御旅町35 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)
  • 主催:京都 蔦屋書店
  • 協力:ANOMALY、ART FRONT GALLERY、MISA SHIN GALLERY、MA2 Gallery
  • 入場料:無料
  • お問い合わせ:075-606-4525
  • 特集ページ:store.tsite.jp/kyoto

会期中の11月7日(土)18:00~20:00には、会場にてレセプションパーティーを開催いたします。入場は無料、どなたでもご参加いただけます。