株式会社新潮社とシエラシティ大津二ノ浜管理組合は、8月7日(金)、宮島未奈著『成瀬は信じた道をいく』(新潮文庫)をデザインした新しいマンホール蓋を大津市に寄贈しました。このマンホール蓋は、現在、西武大津店跡地であるシエラシティ大津二ノ浜に設置されています。
大津市在住の宮島未奈氏は、『成瀬は天下を取りにいく』でデビューし、2024年本屋大賞をはじめとする数々の文学賞を受賞しました。その続編となる『成瀬は信じた道をいく』の文庫版が6月24日(水)に発売され、シリーズ累計発行部数は260万部を突破しました。
『成瀬は信じた道をいく』の文庫化と、シエラシティ大津二ノ浜の開業3周年を記念し、新潮社とシエラシティ大津二ノ浜管理組合が共同で、この新しいデザインマンホール蓋を大津市に寄贈しました。設置場所は、西武大津店跡地であるシエラシティ大津二ノ浜の敷地内です。
第1作『成瀬は天下を取りにいく』のデザインマンホール蓋は、すでにJR膳所駅北口のエスカレーター前(京阪膳所駅改札前)に設置されています。ぜひ成瀬シリーズの2つのマンホールを巡ってみてください。
設置の日
このマンホール蓋は、8月7日(金)の午後4時頃、シエラシティ大津二ノ浜(西武大津店跡地)に設置されました。当日はファンやメディアの方々が見守る中、作業が行われました。お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

著者・宮島未奈氏コメント
成瀬あかりが中学2年生の夏、毎日通っていた西武大津店は、私自身も家族とよく訪れた思い出の場所です。その跡地に建つシエラシティ大津二ノ浜の敷地内に、『成瀬は信じた道をいく』のマンホールが設置されることを嬉しく思います。
幼なじみの島崎みゆきと漫才の練習をしていた馬場公園や、成瀬がアルバイトをしている平和堂フレンドマート大津打出浜店のモデルとなった場所もすぐ近くです。
『成瀬は信じた道をいく』はシリーズ3作の中で一番気に入っている作品です。世代を超えて地域の人々と関係を築いていく成瀬の姿が描かれています。
著者として、マンホールをご覧になった方が、小説の世界観と共にこの街の雰囲気も楽しんでいただければ幸いです。
新潮社コメント
大津市、シエラシティ大津二ノ浜をはじめ、関係者の皆様のご縁により、宮島未奈氏の成瀬あかりシリーズのデザインマンホールを設置できることを大変嬉しく思います。今年1月に設置した膳所駅近くのマンホールに続き、物語の舞台である大津市に再び設置できたことを喜ばしく感じております。
累計発行部数260万部を超える成瀬あかりシリーズ。第1作『成瀬は天下を取りにいく』(2024年本屋大賞受賞作)は、中学生の成瀬あかりが、閉店間際の西武大津店に捧げる夏を決意するところから始まります。2020年に閉店したその場所の現在であるシエラシティ大津二ノ浜に、本シリーズのマンホールが設置されることに運命を感じています。
マンホールは著者である宮島氏と相談の上、デザインしました。前回に引き続き、イラストはざしきわらし氏が手掛けています。中央には、シリーズ第2作『成瀬は信じた道をいく』のカバーイラスト同様、「びわ湖大津観光大使」姿の成瀬あかりが描かれています。背景には、物語を通して繰り返し登場する琵琶湖のきらめきと泡を表現しました。
成瀬あかりが物語の中で日々歩いた大津の街並みを、マンホールが設置された現実の風景と共に楽しんでいただければ幸いです。シリーズを出版する身として、これ以上の喜びはありません。成瀬あかりシリーズが、これからも地元の皆様やファンの皆様に長く愛され続けることを願っております。


著者プロフィール:宮島未奈
1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。2021年、「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年、同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。同作は2024年本屋大賞、坪田譲治文学賞などを受賞。続編の『成瀬は信じた道をいく』、『成瀬は心に火をつけた』を合わせ、シリーズ累計260万部を突破。その他の著書に『婚活マエストロ』、『それいけ!平安部』など。
書籍情報
成瀬は天下を取りにいく

- 著者:宮島未奈
- 発売日:2025年7月1日
- 判型:文庫
- 価格:630円(税込)
- ISBN:978-4-10-106141-2
- URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/106141/
成瀬は信じた道をいく

- 著者:宮島未奈
- 発売日:2026年6月24日
- 判型:新潮文庫
- 価格:693円(税込)
- ISBN:978-4-10-106142-9
- URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/106142/