荻窪「荻外荘」展示館(東京都杉並区荻窪2-42-12、荻外荘東側)では、2026年10月24日(土)から2027年2月14日(日)まで、特別展「近衛文麿の大礼服」を開催します。
日本の歴史にわずか82年間だけ存在した「大礼服」

荻外荘の収蔵庫内に展示されている大礼服
大礼服とは、1872年(明治5年)から1954年(昭和29年)まで、日本で制定されていた西洋式の公式な礼服のことです。
近衛文麿がかつて暮らした旧邸宅である荻外荘は現在一般公開されており、その敷地内の収蔵庫には、近衛が着用していた大礼服を忠実に再現した復元品が展示されています。2024年12月の荻外荘開館以来、長身だった近衛の体型に合わせて仕立てられた衣装と、豪華な金糸刺繍は多くの来館者の目を引いています。
今回は、隣接する展示館にて、歴史の空白を埋めるべく復元に挑んだ職人たちが託した貴重な資料も公開します。大礼服の歴史的な意義に加え、職人たちが現代まで受け継いできた復元技術を紹介します。展示に合わせて、復元プロジェクトに携わった関係者によるトークイベントも予定されています。
開催概要
展覧会名:荻外荘展示館 特別展「近衛文麿の大礼服」
会場:荻外荘展示館 2階展示室(東京都杉並区荻窪2-42-12、荻外荘東側)
会期:2026年10月24日(土)~2027年2月14日(日)9:00~17:00(最終入館16:30)。入館無料。
休館日:毎週水曜日および年末年始(12月29日~1月1日)。※11月4日、11日、18日、25日、12月2日(水)は特別開館します。
復元チームによるトークイベント
「近代日本における大礼服の世界――華族・近衛文麿の大礼服レプリカ完成記念」
日時:2027年1月23日(土)15:00
会場:荻外荘展示館 2階展示室
参加費:1,500円(荻外荘入館料・特典付き)
登壇者:小林義則
日本大学商学部教授。近代日本史を専門とし、生活文化史にも造詣が深く、NHK大河ドラマや連続テレビ小説の時代考証などを担当し、メディアにも多数出演。
「金糸刺繍の歴史――ヨーロッパから日本の金モール刺繍へ」
日時:2027年2月11日(木・祝)14:00
会場:荻外荘別館
参加費:1,500円(荻外荘入館料・特典付き)
登壇者:
久保田恵子
文化服装学院講師。金糸刺繍技術の継承のため、研究やワークショップを行う。
辻 彰
日本に数少ない金糸刺繍職人の一人。大礼服や勲章などに用いられる伝統技術を継承しながら、作品制作を続けている。
*両イベントとも事前予約が必要です。詳細は後日公式ウェブサイトにてお知らせします。
荻外荘展示館の季節のカフェメニュー
荻外荘展示館1階には、杉並区の名店のスイーツやドリンクを提供するカフェがあります(10:00~16:00営業)。

秋の季節のスイーツ
サンデー「餡とコーヒー」
ジェラテリア・シンチェリータ(阿佐ヶ谷)のミルクジェラート、パティスリー・アンファミーユ(天沼)のチーズクッキー、ローストハウス・ブラウンチップ(阿佐ヶ谷)のコーヒーを使った珈琲寒天、そして虎屋アンスタンドのあんペーストを組み合わせた、ほろ苦く大人な味わいのデザートです。
商品名:サンデー「餡とコーヒー」
提供期間:2026年10月1日(木)~11月30日(月)
価格:1,000円(税込)

冬の季節のスイーツ:ほうじ茶しるこ
ほうじ茶しるこ
東京・重田園茶舗(阿佐ヶ谷)のほうじ茶と虎屋アンスタンドのあんペーストを合わせた香り豊かな温かいおしるこに、美原堂(西荻窪)の塩せんべいを添えました。自家製の白玉団子のモチモチとした食感と、優しい甘さで、小腹を満たしながら冷えた体を芯から温めてくれます。
商品名:ほうじ茶しるこ
提供期間:2026年12月1日(火)~2027年2月28日(日)
価格:900円(税込)