三重県伊勢市の伊勢神宮内宮門前町にある「おかげ横丁」にて、昨年に続き第2回目となる提灯祭り「灯りのまつり」が開催されます。運営は株式会社伊勢福です。
伊勢神宮の秋の祭典である「神嘗祭」と「新嘗祭」を祝し、2026年10月10日から11月24日までの期間中、約2,000個の提灯が横丁を彩ります。提灯の明かりのもと、おかげ横丁では秋の祭事や様々なイベントが開催されます。夜には、昼間とは異なる穏やかで静かな「夜のおかげ横丁」で、伊勢の秋の風情をお楽しみいただけます。
イベント概要
- 開催期間: 2026年10月10日(土)~11月24日(火)
- 会場: おかげ横丁全域(入場無料)
- 提灯点灯: 日没から20:00まで(天候等により変更・中止の場合あり)
- 営業時間延長:
- 10月10日、11日、23日、24日および11月22日は18:30まで
- 11月3日、23日は20:00まで
- 主催: 「おかげ横丁 灯りのまつり」実行委員会
- 協力: 株式会社赤福、株式会社伊勢福
提灯点灯式
10月10日の17:50より、提灯点灯式を行います。「神恩太鼓」による演奏の後、18:00に一斉に提灯が点灯され、おかげ横丁の街並みが光に包まれます。
- 日時: 2026年10月10日(土) 17:50~
- 会場: おかげ横丁
- 内容:
- 17:50:神恩太鼓演奏
- 18:00:提灯点灯
慶祝提灯

オリジナルの提灯を作る体験も実施します。白提灯に自由に絵や文字を描くことができます。完成した提灯は期間中おかげ横丁に展示され、夜になると一つひとつに明かりが灯ります。祭りの終了後には、ご自宅へお届けするため、ご自身で描いた提灯が伊勢の街を照らすことになります。
- 日時: 2026年10月10日(土)~11月8日(日) 10:00~17:00
- 会場:
- 平日および11月3日:おかげ横丁内「伊勢路栽苑」
- 土日祝(11月3日を除く):おかげ横丁内特設会場
- 料金: 提灯絵付け体験 3,000円(税込)、「灯りのまつり」オリジナル手ぬぐい付き
祭期間中のイベントスケジュール
10月10日(土):かつおの天ぱく「鰹節削り体験」

神嘗祭の季節に合わせ、日本の食文化を五感で味わう「鰹節」の体験です。日本の伝統食材である鰹節の歴史や作り方を学び、伝統的な道具を使って自分自身で削ります。使用する鰹節は伊勢神宮に奉納されたものです。削りたての鰹節は、三重県産の伊賀米を土鍋で炊いたご飯とともに味わいます。
- 日時: 2026年10月10日(土) 11:00~12:30
- 定員: 30名
- 会場: 名産味の館2階「大黒ホール」
- 内容:
- 鰹節と神嘗祭のお話
- 鰹節削り体験
- 土鍋ご飯と鰹節の試食
- 料金: 大人1,000円(税込)、親子ペア(大人1名・子供1名)1,200円(税込)
- 刃物を使用するため、お子様(小学生以下)のみでの参加はできません。
- 追加参加の場合、大人1,000円、子供500円が加算されます。
- お話の内容が少し専門的なため、10歳以上のお子様を推奨します。
10月11日(日):伊勢神宮奉納行列

神嘗祭を祝し、全国から収穫された新米や特産品を伊勢神宮へ奉納します。神嘗祭は、その年に収穫された初穂を天照大御神に捧げ、収穫への感謝と豊作を祈る、伊勢神宮の最も重要な祭礼です。
おかげ横丁では毎年この時期に、日々の恵みへの感謝と「おかげさま」の心を届けるため、奉納行列を行っています。神に仕える乙女の伝統を反映し、袿(うちき)をまとった12名の少女たちが五穀を担いで行列を率います。全国から送られた収穫物を奉納し、おかげ横丁から内宮の神楽殿へと向かいます。
- 日時: 2026年10月11日(日) 10:00~
- 経路: 太鼓櫓~伊勢神宮内宮宇治橋前~神楽殿
- 奉納品: 山形県産「庄内米」や伊勢海老など、おかげ横丁の飲食店が取り扱う品々。伊勢の地酒「おかげさま」や伊勢醤油など約70品を、生産者とともに奉納します。
10月11日(日)・12日(月・祝):つくも雅み雅楽団による雅楽演奏

写真は過去の公演の様子です。
ART and CULTURE山徳にて、フジイフランソワ個展「つくも神々もうで~俗の間の神々とあそぶ~」が開催されます。展覧会の特別企画として、フジイが所属する雅楽団「つくも雅み 雅楽団」が、おかげ横丁の太鼓櫓にてライブを行います。
神嘗祭を祝う祈りと感謝を込めた華やかな衣装の雅楽と舞は、宮中の伝統的な世界観を間近で体験させてくれます。演奏の合間には、フジイによる作品の背景やアーティスト自身の世界観についてのトークもあります。
- 日時:
- 10月11日(日):夜公演 15:30~16:30、17:00~18:00
- 10月12日(月・祝):昼公演 11:00~12:00
- 会場: ART and CULTURE山徳前、太鼓櫓
フジイフランソワについて
愛知県在住。1998年準朝日広告賞、2000年VOCA展奨励賞、2008年東山魁夷記念日経日本画大賞展入選。古典絵画を引用し、動物・植物・昆虫・八百万の神・付喪神・髑髏・妖怪などをモチーフに、伝統的な日本画と現代的な技法を自由に行き来して制作。神職の資格も持ち、雅楽奏者としても活動している。
10月10日(土)・11日(日):おかげ横丁×YEBISU「黄金の宴」

サッポロビールとの2日間限定の特別企画。「灯りのまつり」にあわせ、日没とともに提灯が灯り、昼間とは違った幻想的な表情を見せる横丁で、3種のヱビスビールとともに横丁の料理を楽しめます。
さらに、神恩太鼓の音色に合わせて、恵比寿様が横丁を練り歩き、福を届けます。
- 日時: 2026年10月10日(土)・11日(日) 9:30~18:30
- 会場: おかげ横丁内「ゑびす屋台」
- 当日チケット: 3枚綴り2,000円(1枚につき700円分の飲食券として利用可能)
- 当日チケット購入者先着250名様に、両日とも限定のヱビス特製タンブラーをプレゼント。
- 参加店舗: 海老丸、団五郎茶屋、ふくすけ、すし久、伊勢鮨 海さち山さち、はいからさん
10月17日(土)・18日(日):恵みの市

神嘗祭を祝い、三重県内を中心に生産者が集まる特産品市場「恵みの市」。栗、椎茸、桧扇貝などが並びます。
- 日時: 2026年10月17日(土)・18日(日) 10:00~17:00
- 会場: おかげ横丁内特設屋台
10月17日(土)・18日(日):なるほど神嘗祭

収穫したての米を神々に捧げる神嘗祭を、わかりやすく解説するパネル展示。今日では珍しくなった昔ながらの農具も展示し、往時の暮らしや収穫作業の様子を伝えます。
- 期間: 2026年10月17日(土)・18日(日)
- 会場:
- 季節屋台:10:00~17:00
- オカゲ屋敷:10:00~17:00(入場料別途必要)
10月24日(土)・25日(日):第24回 神恩感謝日本太鼓祭

日本人は古来より、豊作を願い太鼓を打ち鳴らしてきました。その伝統と精神を受け継ぎ、伊勢神宮の神々へ捧げる太鼓祭りです。日本の心のふるさとである伊勢に、全国から太鼓奏者が集まり、日々の鍛錬で磨いた技を感謝と敬意を込めて披露します。
- 日時:
- 2026年10月24日(土) 10:00~17:30
- 2026年10月25日(日) 10:00~17:00
- 会場: おかげ横丁内各所(都合により内容の変更・中止あり)
11月3日(火・祝):第3回 伊勢おかげ嬉楽祭

新嘗祭を控えた晩秋の伊勢は、芸術の季節です。収穫への感謝を込めて、音楽を神々に捧げます。「歌」の語源とも言われる「喜び楽しむ心」を来場者と分かち合う祭りです。伊勢にゆかりのある古今東西の音楽が交差します。
- 日時と会場: おかげ横丁各所、12:00~20:00
- オカゲ屋敷 第1部:12:00~15:00
- オカゲ屋敷 第2部:16:00~19:00
- オカゲ屋敷入場料: 前売5,000円(当日6,000円)
第6回 神恩感謝 伊勢新酒祭

11月23日(月・祝)の伊勢神宮における新嘗祭にあわせ、収穫への感謝の意を込めて新酒を神宮に奉納し、来場者にふるまう「直会(なおらい)」の宴を開催します。三重県を代表する27蔵と全国53蔵の新酒が並び、飲み比べを楽しむことができます。
- 日時: 2026年11月23日(月・祝) 15:00~18:00
- 会場: おかげ横丁全域
- 当日は、すし久と五十鈴川駅間を往復する無料シャトルバスも運行(18:00~20:00)。
おかげ横丁について

伊勢神宮内宮前に位置する「おかげ横丁」は、1993年に開場した50店舗以上が立ち並ぶ通りです。江戸から明治時代の伊勢路の町並みを再現しており、食文化や伝統工芸、歴史を体験できる場所として多くの参拝客で賑わいます。季節ごとのイベントや風景、厳選された特産品やお土産、郷土料理を楽しめます。紙芝居や神恩太鼓などの公演も行われ、年間約500万人の観光客が訪れます。