本年11月、歌舞伎俳優・市川團十郎が、源平合戦の最終決戦地である山口県下関市の壇之浦を見下ろす特設会場にて「壇之浦歌舞伎」を上演します。世界遺産劇場実行委員会が贈るこの二夜限りの公演は、2026年11月6日(金)および11月7日(土)に行われます。
本公演は、山口県が推進する観光促進プロジェクト「山口ドラマ・ツーリズム」の集大成です。同プロジェクトは、日本の歴史の転換点がたびたび山口県内で起こってきた事実に焦点を当てています。初年度(2024年)には、近代日本の礎を築いた長州藩の重要人物、高杉晋作に焦点を当てたイベントを萩市で開催しました。2年目には、戦国時代における日本と西洋の最初の出会いの地として、フランシスコ・ザビエルゆかりの山口市の教会にてイベントが行われました。
最終年となる今年は、貴族社会の閉塞感を打ち破り、武家社会の到来を告げた壇之浦の戦いを振り返ります。この戦いを記念し、歌舞伎界の第一人者である市川團十郎が、壇之浦を見下ろす下関の会場にて、源平の争いに想を得た特別な舞台を披露します。
本公演は、山口県の魅力を発信し、全国からの誘客を図るデスティネーションキャンペーン「おいでませ山口観光キャンペーン」とも連携しています。プロジェクトを通じて、日本史の転換において山口県が果たしてきた重要な役割を浮き彫りにし、国内外からの誘客を図りつつ、県内の観光・文化振興に寄与することを目指しています。
市川團十郎からのメッセージ
歌舞伎には古くから、『義経千本桜』や『勧進帳』など、源平の戦いに題材をとった名作が多くあります。
戦いの中で英雄たちが示した忠義、誠実さ、不屈の精神、そして悲劇的な運命は、代々の日本の観客の心に深く響き、歌舞伎の舞台で幾度となく蘇ってきました。
今回の公演は、源平の合戦の最終決戦の地である壇之浦を見下ろす場所で行われます。
900年前の壮絶な戦いの記憶がいまだ時を超えて響くかのようなこの空間で、私は『連獅子』を勤めます。ドラマチックな歴史と力強い舞が一体となる舞台を、ぜひその目でご覧ください。
— 市川團十郎

公演概要
公演名: 市川團十郎「壇之浦歌舞伎」— 名優が魅せる壮絶なる歴史の舞台
日程: 2026年11月6日(金)・11月7日(土)
開場 15:30 / 開演 18:00 / 終演 19:40(予定)
雨天決行・荒天中止
会場: みさき町にぎわい広場(特設会場)
山口県下関市岬之町13-3
壇之浦を一望するロケーション。JR下関駅から会場までシャトルバスを運行。
演目:
解説:市川右若、市川新八
素踊り『延年の舞』(弁慶の祝舞) — 市川團十郎
素踊り『静と知盛』 — 市川右團次
『連獅子』 — 市川團十郎、市川新之助
イベントウェブサイト:http://sekaiisangekijyou.com/event/dannoura
出演者プロフィール

十三代目 市川團十郎 白猿
1977年東京生まれ。十二代目市川團十郎の長男。1983年、歌舞伎座『源氏物語』の若君役で初舞台。1985年、七代目市川新之助を襲名し、歌舞伎座『外郎売』の貴甘坊役で初お目見得。2004年、歌舞伎座にて十一代目市川海老蔵を襲名。
海外公演も精力的に行い、2004年にはパリのシャイヨー宮国立劇場にて十一代目市川海老蔵襲名披露公演を行い、近年ではニューヨークのカーネギーホールでの公演も大きな注目を集めた。
2021年には東京2020オリンピック開会式に出演。2022年、歌舞伎座にて十三代目市川團十郎白猿を襲名。2001年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞し、2007年にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。

八代目 市川新之助
2013年3月22日、十三代目市川團十郎白猿の長男として東京に生まれる。2015年11月、歌舞伎座『江戸花成田面影』で初お目見得。2022年11月、八代目市川新之助を襲名し、歌舞伎座『外郎売』の曽我五郎に扮して初舞台を踏んだ。同年12月、歌舞伎座『毛抜』にて、史上最年少で粂寺弾正役を勤め上げ、観客を魅了した。古典から新作歌舞伎まで、大役を次々とこなしている。
チケット情報
一般チケット
S席 12,000円 / A席 9,000円(全席指定・税込)
山口県・北九州市民割引チケット
S席 10,500円 / A席 8,000円(全席指定・税込)
割引チケットは枚数限定。お一人様4枚まで購入可能。代表者は当日、現住所が確認できる身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証、パスポート等)を必ずご持参ください。
発売開始: 2026年8月22日(土)午後12:00(正午)
オンライン購入(イープラス):
https://eplus.jp/sf/detail/4577050001-P0030001
会場アクセス
鉄道・バス
徒歩:JR下関駅から約20分(約1.5km)
バス:JR下関駅のバス乗り場1〜4番から路線バスに乗車、「三百目」下車すぐ(約5分)
車
中国自動車道下関ICから約15分。会場周辺の有料駐車場をご利用ください。会場には駐車場はありません。近隣の細江町駐車場(500台)、みらいパーク駐車場(386台)等をご利用ください。
シャトルバス
公演当日、JR下関駅と会場間を結ぶシャトルバスを運行します(片道約10分)。
行き:JR下関駅南口交通広場から15:30より随時運行(最終便 17:00発)
帰り:終演後、会場から随時運行
混雑が予想されますので、お早めのご利用をお願いいたします。当日は15:30までにシャトルバス乗り場にお越しください。最終便は17:00発となりますので、乗り遅れのないようご注意ください。運賃は往復500円です。当日の混雑を避けるため、日本旅行のウェブサイトより事前にチケットをご購入ください。
シャトルバスチケット:https://va.apollon.nta.co.jp/dannoura_bus/
主催: 山口ドラマ・ツーリズム実行委員会
後援: 下関市、北九州市、関門海峡観光推進協議会
企画・制作: 世界遺産劇場実行委員会
協力: 株式会社3Top、株式会社日本旅行
公演・旅行パッケージ
観劇チケットと、東京・名古屋・関西方面からの新幹線、下関での宿泊(1泊または日帰り)をセットにした旅行パッケージをご用意しています。出発地はプランによって異なりますので、詳細は商品ページをご確認ください。詳細はJR西日本の旅行ナビアプリ「tabiwa」をご覧ください:https://app.tabi-wester.westjr.co.jp/tabiwaTravelTab?region_id=10