新しい日本料理店「宝塚 しま楠」が、2026年5月8日(金)、兵庫県宝塚市にオープンします。同店は、大正2年(1913年)の創業以来、旅館として宝塚の地で歩んできた株式会社島家が手掛ける新たな挑戦です。「現代の名工」の卓越した技術と、若き料理長の独創的な感性を掛け合わせ、日本料理の新しいあり方を提案します。
コンセプト:「正統を、軽やかに」

「しま楠」のコンセプトは、出汁、旬の素材、熟練の技といった日本料理の正統を大切に守りながら、食卓の敷居を少しだけ低くすることです。
「もっと肩の力を抜いて、料理の喜びに身を委ねてほしい」。そんな想いから、格式にとらわれず、五感で驚きと感動を楽しめる空間を目指しています。日本料理の価値を、より身近に、軽やかに提供します。
宝塚への恩返し

今回の出店には、宝塚という街への恩返しの意味も込められています。島家は100年以上この地で愛され、1993年からは宝塚ワシントンホテルで伝統の味を守り続けてきました。
「しま楠」は、地域の方々に支えられてきた歴史を礎に、遠方からわざわざ足を運びたくなるような目的地となる店を目指します。さらに、飲食業界における労働環境の改善や新たな雇用の創出にも貢献し、宝塚の街に新たな誇りと活力をもたらす存在を目指しています。
料理長:楠本 竜万

厨房を率いるのは、料理長・楠本竜万です。香川県出身の楠本は、日本料理界の重鎮であり「現代の名工」を受賞した上野憲二氏のもとで研鑽を積み、老舗「島家」の料理長も歴任しました。
楠本が追求するのは、一見控えめでありながら、下準備の徹底、火加減の繊細な調整、素材の持ち味を積み重ねる「見えない仕事」が息づく料理です。日本料理コンペティション大阪府知事賞受賞の実力派です。
「しま楠」では、この妥協なき仕事をカウンター越しに公開。調理風景を目の前で楽しみ、料理長との会話を楽しみながら、ゆったりと食事を堪能できる体験を提供します。
「しま楠」が大切にする3つのこだわり
1. 料理:旬と正統

コースの幕開けを飾る「季節の前菜」は、同店の看板メニューです。旬の素材を厳選し、出汁や発酵といった古来からの技法で仕上げます。高さを出し、余白を活かした盛り付けで、一皿の中に四季の移ろいを表現します。
2. 空間と器:伝統美とモダンデザイン

店内は「安らぎと華やぎ」がテーマです。アーチ状の廊下を抜けると、木の温もりが心地よいカウンター席が広がります。背面には江戸時代から続く伝統の顔料「弁柄(べんがら)」をあしらい、金銀の波模様を施したガラス照明が、柔らかく空間を照らします。

器はすべて、料理長自らが選び抜いた職人による有田焼です。特に特注の「染付福禄寿湯呑」は、一つひとつろくろを回し、福・禄・寿の吉祥文様が手描きされています。お客様への感謝と末永い幸福への願いを込めています。
3. 日本酒:食事を深めるペアリング

日本酒、ワイン、焼酎など、一皿一皿に合わせてソムリエが最適なペアリングを提案します。「新政 No.6 S-type」や希少な愛山米を使用した「鍋島」など、選りすぐりの銘酒をご用意しています。
お品書き

しま楠コース — 19,800円(税込)
看板メニューの季節の前菜、三段盛りのお造りを含む全16品の料理長おまかせコース。
初音コース — 12,100円(税込)
開業記念として、厳選した13品を特別価格で提供するコース。

特選松阪牛しゃぶしゃぶ — 17,000円(税込)
しゃぶしゃぶ、小鉢、稲庭うどん、デザートのコース。霜降りと赤身のバランスが絶妙な部位のみを使用。利尻・真昆布の出汁に柚子酢を合わせた自家製ポン酢と、煎り胡麻・海老味噌・豆腐ようを使用した濃厚な胡麻ダレで楽しむ一品。
A5黒毛和牛しゃぶしゃぶ — 12,000円(税込)
しゃぶしゃぶ、小鉢、稲庭うどん、デザートのコース。

ペアリングコース
- 80ml提供:9,900円(税込)
- 40ml提供:6,600円(税込)
日本酒やワインなど7種類のペアリングセット。
すべてのコースは前日までの予約制です。しゃぶしゃぶコースは個室限定で、5月21日(木)頃からの開始を予定しています。
店舗情報

店名: 宝塚 しま楠(たからづか しまくす)
住所: 兵庫県宝塚市武庫川町2-10(阪急宝塚南口駅から徒歩7分)
電話: 0797-33-9987
営業時間: 18:00 – 22:00
定休日: 月曜日・水曜日
席数: 14席(カウンター8席、個室1室)
Webサイト: https://shimakusu.com/
予約: TableCheckよりオンライン予約、またはお電話にて受付